ロールテーブルと言ってもピントこない方が多いと思いますが、キャンプ用のテーブルで天板がスノコ状になったロール式のテーブルと言えば、キャンプ好きな方でなくてもお分かりいただけると思います。
私もかつてキャンプにハマっていた頃、家族でテーブルを囲んで至福の時を過ごした時を思い出しました。
少し前置きが長くなりましたが、今回自作するテーブルは、天板が着脱できてコンパクトに収納できる木製のロールテーブルになります。
その前にロールテーブルのルーツを紹介しますと今から100年以上前に当時、木製家具等を作成していた「Byer of Maine(バイヤーオブメイン)」というメーカーが作成したウッドロールタイプのキャンプピング用テーブルが初期のようです。歴史のあるテーブルなんですね~
色々な思いでイメージが膨らみますが、今回は誰でも簡単に自作できる天板のみを自作することに決定しました。
なぜかというと既にテーブルの脚は、既製の製品を所有していたのでこれに決めました。スノーピーク製のアルミ製スタンドです。
な~んだと思われ方もおられると思いますが、誰でも簡単にできて材料費を極力抑えた材料は、折りたたみベッドの廃材と100円ショップで手に入る工具類と既に皆さんがお持ちの工具で簡単作成のできるリメイクテーブルをお紹介します。
思っていたより完成度が高く、ブログ掲載前に完成してしまい記事を先にご紹介してしまいました。
まずは、材料から
1. 天板の材料調達、加工
木製か金属か、加工方法は?
木製の天板を調達⇒廃棄予定の折り畳みのベッドからスノコ上の平板を取り外し天板用に裁断し加工することにしました。材料費は、「0円」しかも廃棄予定のベット枠は金属買取に出すことにしました。折り畳みベッドのスノコ部分は、丈夫でテーブル天板にはもってこいの材質です。
加工に使用した私の工具類 ( 丸鋸、丸鋸ガイド、スタイロフォーム等 )は、別の機会にご紹介しますが、お手持ちの木工用工具で十分作成可能ですよ。
今回は、市販品の折りたたみベットのスノコの板だけを使用!
2. 天板の広さ、高さ、一人用か多人数用か、ハイタイプかロータイプか
ポイントは天板を固定する方法ですが、幸い「スノーピーク」のアルミスタンドには、写真のような留金具が付属していたため両端を抑えることで固定することができました。多少不安定ですが、十分使用に耐えることが実証されましたのでご安心ください。
3.使用した工具等
タッカー(300円)、タッカーの針(100円)、ベルト(100円×2)、塗料(水性ニス:残り物価格不明)
これは、ベルトのタグ 笑笑笑〜
しっかりホールドできてます。
裏面のベルト取付、タッカーが活躍してくれました!
いずれも100円ショップで入手できるものです。裏からベルトをタッカーで止めることでロール状に収納できるようになります。ベルトの残りは、天板の結束ベルトとして使用可能です。いかがでしょうか?
裏面にベルト2本を取り付けました。表面は水性塗料(ニス)を2度塗りすることで天板表面に硬い被膜ができて汚れ防止になります。
作業工程をもう一度整理してみましょう~
スノコベッドから横板を取り外す⇛天板のサイズにカット⇛表面のヤスリがけ⇛塗装⇛裏面に取付けるベルトのカット⇛タッカーを使用してベルトの取付⇛完成
←完成品↓
既存のアルミ脚の上に天板を乗せた状態
ロール天板をコンパクトに収納した状態
まとめ
ロールテーブルというキャンプには必須のアイテムを折りたたみベットのスノコ板を廃物利用し、誰でも作成できるように簡単な工具だけで経費を抑えて作成してみましたがいかがでしたでしょうか?今回は、テーブルの脚までは作成できませんでしたが、身の回りにある廃物をリメイクして新たなものを作成する。リメイクDIY、まだまだ深みにはまってしまいそうです。