ベランダで洋蘭を栽培されている方に朗報です。とは言っても洋蘭栽培方法ではありません。今回は、趣味のリメイクDIYを活かして作成したベランダ用の育成棚の紹介です。
経年劣化で傷んだ箇所がありますが、木材への塗装、金属の錆び等、メンテナンスが必要ですね~
ベランダガーデニングで洋蘭を趣味で育てておられる方は多いと思いますが、酷暑の夏の遮光対策には頭を悩ませておられる方が多いのではないでしょうか?私も以前は、夏の強い日差しで、高価な洋蘭を何本も枯らしてしまった一人です。この方法を取り入れてからは、一度も枯らしていませんし、今年も株分けした鉢から新しい根や新芽が芽吹いています。
作成のコツは、遮光カーテンとも言える寒冷紗をいかにベランダに取付けるかでした。また、夏の台風、強風に耐えるには、しっかりした骨組み、冬のシーズンオフには、取り外せる構造で丈夫な物が必要です。早速ですが、その構造をご紹介しましょう。材料の木材は、解体工事で出た廃材を使用しています。柱は、風雨に耐えるように敷居板を縦に2分割したものです。
少しマニュアックな話になってしまいましたが、材料の木材は、お近くのホームセンターで入手できますのでご安心ください。材料の調達に一度、出かけて見られてはいかがですか?
2本の柱を両脇に立てただけの簡単な構造ですが、十分に使用に耐えます。遮光方法は、園芸用品の支柱を2本の柱の間に渡し、寒冷紗をビニールタイで固定しただけの簡単な構造です。今年の夏の酷暑を乗り越えてすくすく育つ蘭たちを見ると心が和みます。開花する今年の秋、冬が、今から楽しみです。
木材の加工には、ひと手間かかりますが、ベランダに取付けるプランター栽培用の金具、金属製のスノコ等は、少し手を加えるだけで十分です。冬場は、寒冷紗だけを取り除いて、格好の洗濯物干しに早変わり、我が家の住人にも喜ばれています。皆さんも挑戦して見てはいかがでしょうか?
冬場は、お洗濯物干しに利用できるのネ〜
今年も健やかに育った洋蘭たちが、華やかな花を咲かせ心安らぐ洋ランの世界に導いてくれることを期待しています。