ベランダで葡萄栽培〜

ベランダでのガーデニング、なかなかうまくいかないのが現状ですが、一昨年から始めた葡萄栽培については例外でした。一口に葡萄栽培と言っても、たくさんの種類の中から気候に合った葡萄をベランダで育てるには、ハードルが高いと思われている方が多いのではないでしょうか?

ところが、さにあらん昨年、挿木の葡萄をいただき今年でニ年目になりますが、厳しい冬を越しすくすく成長しております。鉢植えの葡萄ですが、行灯仕立てにして実が成るのが楽しみです。ところが、先日、水を切らしてしまってご覧のような哀れな姿に〜 涙涙涙・・・

ツル性植物は、生命力が強いと言われていますが、全ての葉を落として耐えてくれました。十分な水と腰水のおかげで、息を吹き返したように新しい葉を展開し、事なきを得ました。ヤレヤレ···· 

夏場の水不足は、致命傷になりかねませんね!

失敗談を交えて、ベランダの葡萄栽培について紹介したいと思いますが、ニ年目を迎えて来年は、美味しい葡萄が、食べられるかも~

1.我が家の葡萄は、巨峰ですが、植え付け時に牛糞を大量に土に加えるのが1 番目のポイントのようです。特に 一年目は、大きく成長させることを第一に伸び放題にした方が良いようです。幹が伸びていくに従って木質化していくのが分かりますよ。伸び過ぎた枝は、再び挿木にすると次々に増やすことができます。

2.次のポイントは、水枯れと日光に注意して、タップリ日射しが当たるように注意することです。日光の差し込むベランダの端で時々鉢を回して万遍なく日が当たるようすることも大切です。特に水枯れには細心の注意が必要です。

3.次は、追肥と剪定です。長く伸びた茎を行灯仕立てに巻き付けながら背丈を超える程の長さになったら、牛糞を追加してください。脇芽が伸びてくるので、脇の枝は、2〜3枚葉を残して選定してください。注意するのは、先端を2方向に伸びるよう仕立てることです。多方向に成長が分散しないよう気を配る必要があります。

葡萄栽培が、初めての私でも難なく育てることができていますので、皆さんも一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?実がなるまで3年かかると言われていますので、来年が楽しみです。

実のなる植物を育てる喜びは、実を収穫することにつきるかも~

もう一つ夏場の管理に必要であると思われることをご紹介します。

病害虫に対する注意です。我が家の場合、意外と害虫は少なく消毒の必要は、ありませんでしたが、肥料不足による成長障害が葉に現れることがありました。毎日、一度は成長の状況を確認し栄養不足の肥料を追肥するよう気を付けください。葉の色を見ると一目瞭然です。ネット情報で何が不足しているのか確認できますよ~

ブドウの施肥時期は、11月中旬の元肥、6月上旬、9月下旬の追肥と言われているようです。特に元肥は、重要です。ネットで沢山情報が出ていますが、我が家では牛糞以外には使用したことがありません。乾燥したものなら匂いもなく、手軽に入手できます。最初は、あまり気にする必要はなく、葉の色を毎日見てあげるのが大切かと思います。
なお、ブドウの苗木は、一般的に秋から春にかけて販売されますが、12~2月の休眠期(極寒期を除く)が植えつけの適期です。

今年は、新しい品種にチャレンジしたと思っています。乞うご期待・・・

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